縁の技

古材を使いこなす

歴史ある建造物から得られる古材には、人の暮らしとともに年月を重ねた独特の味わいに加え、現代ではとても手に入らないサイズや形態のものが多くあります。その魅力を知り尽くし、最大限に活かして再生させる古材商とのパートナーシップも、当社の自慢のひとつです。古民家移築再生のみならず、その修復や改築、伝統建築修復などでも、違和感のない仕上がりをお約束できます。

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伝統を守る

日本本来の木造建築には、世代を超えて住み継げる堅牢さと住まうほどになじむ快適性があります。「受け継がれてきたものには理由がある」と確信し、「よいものはよい」ことを知り尽くすゆえに、大切に守り続ける伝統。私たちが建てる家は、大工による「手刻み」「木組み」が基本です。

たとえばこんな作業

hour_img2_b木の適材適所
私たちが最初にするのは、「木取り」という作業。大量の木材から、木のソリや目を細かく点検し、ふさわしい使用場所を見極めて割り振っていきます。より強く美しい家を建てる基盤となる大工の仕事です。


hour_img2_r3_c1墨付け
軸組になる材木に寸法通りのしるしをつけていく作業。高度な技術が要求される職人技です。工場で材料を一律に揃えるプレカット全盛の今では木取りや墨付けができる大工も減少しています。


hour_img2_r5_c1手刻み
ノコギリやノミを使って、木材を柱や梁に加工する作業。墨付けに従って材の接合部分に凸凹加工をほどこし、木と木がしっかりと組み上げられるようにします。


柱に紙を巻く
和室の柱には、和紙を巻き、竣工まで大切に保護します。一本一本、手作業で布糊を塗って巻いていく、愛情と木への敬意なしにはできない細やかな仕事です。


hour_img2_d土壁塗り
壁は、竹下地に壁土を下塗り、中塗り、上塗りを重ねる昔ながらの手法を守り続けています。自然素材は、呼吸をします。湿気がこもらず暮らす人にやさしい家となります。


気候風土に合った家を
基本姿勢は、地域密着。滋賀の気候風土を知り尽くしているからこそできる、建材や間取りへのご提案があります。その住み心地のよさは、暮らすほどにご実感いただけるはずです。


hour_img2_r9_c1掛け声
上棟式では「千歳棟〜萬歳棟〜永々棟〜」という掛け声に合わせて木槌で棟を叩きます。千年、万年、永代にこの建物が丈夫に残りますようにという願いを込めた美しい風習です。