新年あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

またこの度能登半島地震により被害にあわれた方々に
心からお見舞い申し上げますと共に
一日も早い復旧をお祈り申し上げます。

昨年末のボストン古民家の続きの投稿です。
この民家はとても大きな建物で弊社工場での仮組時もすべて工場内に収まらない大きさでした。
前・後部分に分割して仮組をしていたので実際に１棟全て初めて組み上げたのは現地でした。
約１週間程度で構造部（梁・桁等）を組立完了しその大きさに圧倒されました。

構造部が完成したら次は合掌部です。
合掌を地組し、それと並行してツシ梁、ツシ桁まで完了しておきます。
無事に１日で合掌組が完成しました。
物価高の影響もしているのかアメリカのレッカー料金に驚きでした！

次工程は垂木・広小舞・化粧野地板打ち作業です。
写真で見ていると良いお天気なのですが
実は気温が低すぎて思うように作業できない日もあります。-6°( ﾟДﾟ)
午前中は全て凍り付いて危険なので屋根に上がれません。
安全に気を付けながら工事を進めて行きます。

第１回目の工事は大屋根垂木までで完了となります。
約４０日間の工事期間でしたが、長いようなあっという間の様な
充実した日々でした。
次回は３月頃に再渡米の予定です。